和光市民が新座市営墓園の斎場を使うとき|市外料金・設備・合葬式墓所

「新座市営墓園の式場」「使用料と和光市民の利用」と書かれた紺色の見出し画像

隣の新座市にある新座市営墓園は、斎場を併設した公営の施設です。
和光市を含む朝霞地区の4市には公設の火葬場がなく、葬儀の場所を探すときに市の外まで視野を広げる方が少なくありません。

公営なので費用が抑えられそうだ、と考える和光市民の方も多いでしょう。
ただ「市外の人でも借りられるのか」が分からず、調べる手が止まりがちです。

この記事では、新座市営墓園の斎場の設備と使用料を公式情報だけで整理します。
あわせて和光市から使うときの動線と、火葬場が別になる点も具体的に書きます。
令和6年4月に供用が始まった合葬式墓所についても、分かっている範囲でまとめます。

新座市にお住まいの方は市民料金で使えます。新座市民の方向けの火葬場・墓所の情報は、アイワセレモニー新座の新座市に火葬場はないと新座市の合葬式墓所にまとめています。

この記事でわかること
  • 新座市営墓園の斎場は市民以外も利用でき、和光市民は「市民以外」の区分になること
  • 斎場Aは1時間市民2,610円・市民以外5,220円など、部屋ごとの使用料の内訳
  • 新座市にも火葬場はなく、火葬は別の施設へ移動が必要になること
  • 和光市の市民葬儀制度は「葬儀を和光市内で行う」ことが条件だという注意点

目次

新座市営墓園の斎場にはどんな設備があるの?

新座市営墓園の斎場にはどんな設備があるの?

約100人収容の葬儀ホールが2つ。
法要や清めに使う洋室3室と和室1室。
さらに安置室を備えた公営の斎場です。

新座市営墓園は、新座市新塚一丁目5番1号にある新座市の施設です。
墓園に斎場が併設されていて、通夜と告別式を含む葬儀を行えます。
運営は指定管理者の新座メモリアルグループが担っています。

まず、どんな部屋があるのかを押さえておきましょう。
下の表は市の公式ページに掲載されている部屋の構成です。

部屋収容の目安主な使い方
斎場A約100人通夜・告別式
斎場B約100人通夜・告別式
洋室A・B・C各約36人法要・清め
和室D約50人法要・清め
安置室1遺体ご遺体の安置

出典:新座市「新座市営墓園のご利用案内」(公式サイト)/2026年8月時点

葬儀ホールは約100人規模が2つある

斎場Aと斎場Bは、いずれも約100人が入る規模です。
家族葬から一般葬まで、幅広い規模に対応できる広さといえます。
ホールが2つあるので、同じ日に別の葬家が使うこともあります。

会葬者が20人ほどの家族葬でも、広いホールは使えます。
ただ、人数に対して広すぎると寂しく感じることがあります。
参列予定の人数を早めに数えておくと、部屋選びで迷いません。

部屋を決める前に数えておくこと

親族の人数、故人の友人・知人の人数、近所や職場からの参列見込み。
この3つを足した数が、部屋選びの出発点になります。
迷ったときは葬儀社に人数を伝え、部屋の候補を出してもらうのが早道です。

洋室・和室は法要や清めの席に使える

洋室A・B・Cは各約36人、和室Dは約50人の収容です。
市の案内では法要や清めのための部屋と位置づけられています。
通夜ぶるまいや精進落としの席を設ける場合は、この部屋を追加で借ります。

安置室もあり、1遺体を単位として使用料が定められています。
自宅にご遺体を安置しにくい住環境の方には、選択肢のひとつになります。
ただし空き状況があるため、必ず使えるとは限りません。

  • 通夜ぶるまい・精進落としをするなら洋室か和室を追加で借りる
  • ご遺体の安置先に困っているなら安置室の空きを確認する
  • 使用料の支払い方法と取消したときの扱いは、申込み前に施設へ確認する

市民以外の使用料はいくら?和光市民も使える?

市民以外の使用料はいくら?和光市民も使える?

和光市民も利用できます。
ただし料金の区分は、喪主と亡くなった方のどちらかの住所で決まります。亡くなった方が新座市民なら市民料金、どちらも和光市民なら市民以外の料金です。
斎場Aなら1時間5,220円が目安です。

新座市営墓園の斎場は、使用料が「市民」と「市民以外」に分かれています。
裏を返せば、市民以外にも門戸が開かれているということです。
新座市の利用案内では「市民及び市民以外の方の区分は、葬儀などの主宰者又は死亡者の住所によります」と定められています。つまり亡くなった方が新座市民であれば、喪主が和光市にお住まいでも市民料金の対象です。ご本人もご家族も和光市民の場合は市民以外の料金になります。

金額はいずれも1時間あたりで設定されています。
公式に示されている使用料を、部屋ごとに並べたのが下の表です。

部屋(1時間あたり)市民市民以外
斎場A(約100人)2,610円5,220円
斎場B(約100人)1,670円3,340円
洋室A・B・C(各約36人)1,040円2,080円
和室D(約50人)1,040円2,080円
安置室(1遺体)100円200円

出典:新座市「新座市営墓園のご利用案内」(公式サイト)/2026年8月時点の掲載額。最新の金額は必ず公式でご確認ください。

市民以外は市民の2倍という設定

表を見ると、市民以外の額は市民のちょうど2倍に設定されています。
公営施設で市内と市外に差を設けるのは、珍しいことではありません。
近隣では朝霞市斎場も、市内と市外で使用料を分けています。

それでも、部屋そのものの使用料は民営の式場使用料と比べると抑えめです。
公営式場と民営式場の考え方の違いは、公営斎場と民営斎場の違いで整理しています。

使用料=葬儀費用の総額ではありません

ここに載っているのは、あくまで部屋を借りる料金です。
祭壇・棺・ドライアイス・人件費・料理・返礼品・火葬料は別に必要です。
「斎場が安い=葬儀が安い」ではない点は、最初に押さえておきましょう。

1時間いくらなので「使う時間」で総額が変わる

この斎場の使用料は、時間単位で積み上がる仕組みです。
そのため何時間押さえるかで、支払う金額が変わります。
下の表は、斎場Aを市民以外の料金で借りた場合の単純な計算例です。

使う時間の例斎場A・市民以外斎場B・市民以外
通夜のみ3時間15,660円10,020円
告別式のみ3時間15,660円10,020円
2日で合計6時間31,320円20,040円

※公表されている1時間あたりの単価に時間を掛けた当社の試算です。実際の使用時間・区分は施設の判断によります。

準備や片づけの時間まで含めると、想定より長くなることがあります。
2026年8月時点の案内では、申込みは利用月を含めて3か月前の初日から受け付けとされています。
法要で使う場合は、この受付開始日を意識して動くと安心です。

和光市から使うときの動線は?火葬はどこでする?

和光市から使うときの動線は?火葬はどこでする?

新座市にも火葬場はありません。
式は新座市営墓園、火葬は別の施設という
「2か所を移動する」形になります。

ここが、新座市営墓園を選ぶうえで見落とされやすい点です。
この斎場は式場と安置室を備えていますが、火葬炉はありません。
そもそも朝霞市・志木市・和光市・新座市の4市には、公設の火葬場がないのです。

4市はこの状況を受け、共用火葬場の設置を検討しています。
令和4年12月に基本合意書を締結し、令和7年1月に基本構想を策定しました。
建設予定地は志木市下宗岡一丁目とされ、供用開始時期は公表されていません。ただし朝霞市は令和7年12月16日付で、火葬場の設置は基本構想よりおおむね1年程度遅れる見込みであると公表しています。

出典:和光市「朝霞地区4市共用火葬場の設置検討」(公式サイト)/2026年8月時点

実際に和光市民がどこで火葬しているかは、公的な調査で示されています。
令和6年度の調査では、和光市民の94.9%が戸田葬祭場を利用していました。
戸田葬祭場は名前と違い、東京都板橋区舟渡にある民営の施設です。

出典:朝霞地区4市共用火葬場設置基本構想(令和6年12月・p.3)(志木市公式PDF)

つまり和光市民が新座市営墓園で式を行い、戸田葬祭場で火葬する場合は、新座市と板橋区を行き来する形になります。
マイクロバスや配車の手配、移動時間の読みが、和光市内で式を行う場合より重くなります。
和光市民の火葬場事情は和光市の火葬場と斎場で詳しくまとめています。

市民葬儀制度は「和光市内で葬儀」が条件

費用の面で、和光市民には見逃せない制度上の注意があります。
和光市の市民葬儀制度は、1件につき4万円を市が葬儀社へ直接支払う仕組みです。
ただし利用の条件に「葬儀を和光市内で行うこと」が挙げられています。

市外である新座市営墓園を式場に選ぶと、この条件を満たさない可能性があります。
該当するかどうかの最終判断は市が行うため、断定は避けます。
制度を使うつもりなら、式場を決める前に市へ確認してください。

式場を決める前に確認したい2点

1つめは、市民葬儀制度を使う予定があるかどうかです。
2つめは、申請は葬儀終了後には受け付けられないという点です。
制度の内容は和光市の市民葬儀制度で整理しています。

出典:和光市「市民葬儀」(公式サイト)/2026年8月時点

和光市内の式場と比べてから決める

公営式場の使用料が安く見えても、総額では逆転することがあります。
移動が増えれば車両費が増え、参列者の負担も大きくなるためです。
和光市内で式を行える会場と、並べて比べるのが現実的です。

アイワセレモニーは新座市内にアイワホール新座(1式場25席・駐車場13台)、和光市内にアイワホール和光を構えています。和光市の市民葬儀委託葬儀社の一覧にも掲載されています。
設備や写真は和光市の葬儀ホールのページでご覧いただけます。

目的・予算別の料金プラン(税込・2026年8月時点)

火葬式 107,800円〜(税抜98,000円〜)/一日葬 272,800円〜(税抜248,000円〜)。
家族葬 327,800円〜(税抜298,000円〜)/一般葬 547,800円〜(税抜498,000円〜)。
内容の違いは葬儀プラン一覧でご確認いただけます。

合葬式墓所は誰が使える?和光市民でも申し込める?

合葬式墓所は誰が使える?和光市民でも申し込める?

令和6年4月から供用が始まっています。
ただし使用資格・募集・料金は公式ページに
記載がなく、市への確認が必要です。

新座市営墓園には、合葬式墓所と呼ばれる共同の埋蔵施設があります。
合葬式墓所は、複数の方のご遺骨を一つの施設にまとめて納める形式です。
墓石を建てず、承継者を前提としない点が、一般的な墓所との大きな違いです。

新座市の公式ページには、令和6年4月から供用を開始したと記載があります。
一方で、誰が申し込めるのか、いくらかかるのかの記載は見当たりません。
したがって和光市民が使えるかどうかは、この記事では断定できません。

出典:新座市「新座市営墓園合葬式墓所に関する意向調査」(公式サイト)/2026年8月時点

問い合わせるときに聞くこと

「新座市民以外でも申し込めるか」「募集の時期はいつか」の2点をまず確認します。
そのうえで使用料と、遺骨をいつから納められるかを聞いておくと安心です。
連絡先は新座市営墓園(048-479-5688)です。

和光市には市が経営する公営墓地が見当たらない

和光市民が近隣市の公営墓所を調べるのには、理由があります。
和光市は「和光市墓地等の経営の許可等に関する条例」を設けています。
つまり市は、墓地経営を許可する立場であり、経営主体ではありません。

市の公式サイトにも、市が墓地を経営しているという記述は見当たりません。
そのため和光市民の選択肢は、民営霊園・寺院墓地・近隣市の公営墓所が中心になります。
市内および周辺の霊園は和光市の墓地・霊園で紹介しています。

出典:和光市「墓地等」(公式サイト)/2026年8月時点

墓所は「葬儀のあと」でも遅くない

ご逝去の直後に、お墓まで決めきる必要はありません。
公営の合葬式墓所は募集の時期が限られることが多く、待ち時間が生じる場合もあります。
まずは葬儀と火葬を終え、遺骨を安置しながら考えても問題ありません。

  • 四十九日までに納骨しなければならないという法律上の決まりはない
  • 公営の合葬式墓所は募集時期を逃さないよう情報を確認しておく
  • 納骨や永代供養の考え方は納骨と永代供養で整理する

まとめ:新座市営墓園は「使える」が総額で比べる

まとめ:新座市営墓園は「使える」が総額で比べる

和光市民でも借りられる公営式場です。
ただし火葬場は別、市民葬儀制度は市内条件。
この2点を織り込んで判断してください。

新座市営墓園の斎場は、市民以外の区分で和光市民も利用できます。
使用料そのものは、公営らしく抑えられた水準です。
一方で、和光市民ならではの制度面・動線面の検討が欠かせません。

  • 斎場Aは1時間市民以外5,220円、斎場Bは3,340円(2026年8月時点)
  • 洋室・和室は1時間2,080円、安置室は1遺体200円(いずれも市民以外)
  • 新座市にも火葬場はなく、火葬は別施設への移動が前提になる
  • 和光市の市民葬儀制度は市内で葬儀を行うことが条件。事前に市へ確認する
  • 合葬式墓所は令和6年4月供用開始。使用資格と料金は要確認

葬儀全体の流れや費用の考え方は、和光市の葬儀の総合ガイドにまとめています。
新座市で葬儀を行う場合の実務は新座市の葬儀事情もあわせてご覧ください。

よくある質問

よくある質問|新座市営墓園の斎場と合葬式墓所
新座市営墓園の斎場は、いつから予約できますか?

2026年8月時点の市の案内では、
利用月を含めて3か月前の初日から申し込めるとされています。
これは法要などで先の日程を押さえるときの目安です。
急な葬儀の場合の受付方法や支払いの手順は、施設へ直接ご確認ください。

「市民」と「市民以外」は誰を基準に決まりますか?

公表されている使用料表には、区分の判定基準までは書かれていません。
亡くなった方と施主のどちらの住所で見るかによって、区分が変わる可能性があります。
判定基準は申し込み前に施設へお問い合わせください。

休みの日はありますか?

年末年始などに休園日の定めがあるため、
公式の利用案内でご確認ください。
加えて火葬場側は友引が休みになることがあり、
日程は火葬場の空きにも左右されます。
式場と火葬場の両方を押さえてから日程が固まる、と考えておくと安心です。

和光市民が使う場合、葬儀社は新座市の会社でないとだめですか?

施設の使用と葬儀社の所在地は、別の話です。
ただし和光市の市民葬儀制度を使う場合は、
市の指定葬儀社の利用が条件になります。
制度を使うかどうかで、
選ぶべき葬儀社の条件が変わります。

合葬式墓所に和光市民が申し込めるか、どこで分かりますか?

新座市営墓園(048-479-5688)へ直接お問い合わせいただくのが確実です。
公式ページには供用開始の記載はありますが、
使用資格や料金の記載はありません。
募集の時期も定められている場合があるため、
あわせてご確認ください。

本記事の施設情報・使用料・制度の内容は2026年8月時点で公表されている情報にもとづきます。使用料の区分や申込方法、合葬式墓所の使用資格・募集・料金は変更される場合があり、また公式ページに記載がない項目については確認できていません。とくに斎場B・洋室・和室・安置室の使用料、申込みの受付開始時期、休園日、電話番号は掲載時点の公表内容であり、変更されている可能性があります。和光市に市が経営する公営墓地がないことは、市の公式ページに市営墓地の記載がなく条例が墓地経営の許可を定めていることから判断したもので、市が「ない」と明言した公表文言ではありません。実際のお申し込みの前に、新座市営墓園(048-479-5688)および和光市の各担当窓口で最新の内容をご確認ください。葬儀のご相談はアイワセレモニー(0120-499-249/24時間365日)でも承ります。

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