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お墓参りに行くべき時期とは?時間や頻度などお墓参りのタイミングについて詳しく解説

お墓・墓地,お葬式のマナー,葬儀後


お墓参りをしようと思うものの、タイミングを計りかねることもあるでしょう。この記事では、お墓参りのタイミングをどうしようか悩む人向けに、お墓参りに適した時期や頻度などのルールについて詳しく解説します。お墓参りの流れや注意点についても紹介しているので、ぜひ参考にしてください。


お墓参りとは

亡くなった人や先祖を弔うために、お墓を掃除したり、お供えしたりすることをお墓参りといいます。他の供養と比較して、あまり費用をかけずに気軽に行えることがお墓参りのメリットです。

お墓参りに行くタイミングにルールはない

お墓参りの時期に明確なルールはなく、いつ行ってもマナー違反になることはありません。次に紹介する『お墓参りが行われる時期』はあくまでも目安であり、自身が行きたいタイミングでお墓参りをしてもよいとされています。

お墓参りが行われる時期

前述した通り、お墓参りに行く時期に関してのルールはありません。しかし、多くの人がお墓参りを行う時期がいくつかあります。ここではそれらの時期について詳しく解説します。

祥月命日

お墓参りが行われる時期として、祥月命日が挙げられます。祥月命日は、故人が亡くなった命日と同じ月日を指し、忌日とも呼ばれます。お墓参りを行うだけでなく、檀家としてお布施を納めている寺院で、一回忌、三回忌、七回忌などの年忌法要を行うタイミングでもあります。

月命日

月命日は故人が亡くなった命日と同じ日を指し、1年で12回のうち、祥月命日を除いて11回訪れます。命日が31日で、31日までない月の場合は、月末を月命日とすることが一般的です。多くの人が月命日にお墓参りに訪れます。月命日は年間の頻度が高いため、お墓参りの代わりに仏壇で供養するケースも多くあります。

お彼岸

お彼岸は、故人を供養する期間と考えられています。お彼岸の時期は年2回あり、春分の日、秋分の日をそれぞれ中日として、前後3日を含む7日間です。お彼岸の期間中はいつでもお墓参りにふさわしいタイミングですが、特に春分の日や秋分の日に、多くの人が彼岸法要としてお墓参りします。また、秋分の日は「お墓参りの日」としても知られています。

お盆

お盆の時期は、故人の霊が家に帰ってくると考えられており、多くの人がお墓参りに行きます。故人の霊は火に乗ってやってくるといわれ、お盆の初日に「迎え火」で迎え、お盆の最終日に「送り火」で送り出す風習があります。

お盆には3種類あり、地域や家庭によって異なります。新暦のお盆は7月13日から16日までの期間、月遅れ盆は8月13日から16日までの期間、旧暦のお盆は旧暦の7月13日から16日までの期間としています。

新盆(初盆)

新盆は、故人がなくなってから四十九日を過ぎて初めて迎えるお盆のことです。地域によって初盆とも呼ばれます。死後最初のお盆である新盆は特別で、法要や会食などを行うのが一般的です。また、お盆初日は「盆の入り」と呼ばれ、盆棚や迎え火によって故人の霊を迎え入れ、最終日は「盆明け」と呼ばれ、送り火や精霊流しによって故人の霊を見送る風習もあります。

年末年始

お墓参りを行うことが多いタイミングとして、親族などが集まりやすい年末年始があります。家庭によって様々なお墓参りの形があり、年末はお墓の掃除、年始は新年の挨拶を行う人も増えています。お墓参りしてはいけない日に決まりはないですが、29日は二重に苦しむ日、31日は一夜飾りを連想させることから、気になる人はお墓参りを避けるとよいでしょう。

その他

進学や就職、結婚、出産などの、人生の節目にお墓参りすることも多々あります。故人への報告として行ったり、未来がよい方向に進むように祈ったり、不安がある時に気持ちを落ち着かせたりと、様々な目的でお墓参りが行われています。

お墓参りに適さない時期はある?

前述したように、お墓参りに行ってはいけない時期は、特にありません。仏滅の日にお墓参りをしてはいけないことも耳にしますが、六曜は中国で誕生して日本に伝来したとされており、仏教とは関係がありません。そのため、仏滅のお墓参りは、仏教においてタブーではありません。

お墓参りに行く回数は?

お墓参りする回数にも特にルールはありません。前述した時期以外のタイミングで行っても、頻度が少なくても問題ありません。お墓参りでは、頻度を気にするのではなく、しっかりと故人の冥福をお祈りし、感謝の気持ちを伝えることが大切です。

お墓参りに適した時間帯はある?

お墓参りの時間帯に関してもルールはありません。一般的に午前中にお墓参りに行く人が多く、朝の清浄な空気の中でのお墓参りは気持ちがいいのでおすすめです。樹木葬の場合は、夕方以降に野生動物が出る可能性があるので気をつけましょう。霊園によっては開園時間外のお墓参りが不可の場合もあるため、注意が必要です。

お墓参りに持参するべきもの

お墓参りには、お供え物やお墓の手入れのための掃除用具などを持参しましょう。必要なお供え物や掃除道具の例を紹介します。

・お供え物
線香、お花、ろうそく、お供え、お供え物を置くための半紙

・掃除用具
スポンジ、タオルや雑巾、ほうき、ちりとり、軍手、ゴミ袋

お墓参りの基本的な流れ

掃除前の一礼から合掌礼拝、後片付けまでの流れを具体的に解説します。

1. 掃除の前に、墓前で合掌して一礼します。
2. 目立つゴミを拾い、水をかけながら墓石の汚れを落とします。
3. 手桶にきれいな水を汲み、柄杓で墓石に打ち水をして清めます。
4. 花立てにお花を飾り、水鉢に水をいれ、お供え物を置きます。
5. お線香をあげ、合掌します。
6. 備品はもとの場所に戻し、お供え物は持ち帰ります。

お墓参りに行く際の注意点

お墓参りの時期や頻度に明確なルールはありませんが、お墓参りに行く際に気にしておきたいポイントがいくつかあるので解説します。

お墓参りに行くときの服装

基本的には服装に関する決まりはありません。華美でなければ普段着で構いませんが、様々な感情の人がお墓参りに訪れるので、ラフすぎる服装は避けましょう。

一方で、初盆での法要や法事でのお墓参りについては、地域や親族の考え方によって礼服、正喪服、準喪服が望ましいこともあります。普段のお盆のお墓参りでは、熱中症に気を付けて服装を選びましょう。また、お墓の掃除に時間をかける際などは、動きやすい服装がよいでしょう。

お供えする花の選び方

お供えする花にも決まりはありませんが、長持ちする、きれいな彩りの花が望ましいです。3、5、7の奇数本で3色から5色を組み合わせて華やかな色合いにし、左右2つの花立てに、左右対称に飾りましょう。故人が好きだった花がある場合は、その花や同じ色の花をお供えするとよいでしょう。

お供えに選ばれる花

菊は、日持ちがよく、色の種類も豊富で鮮やかなため、仏花として多く選ばれています。他にカーネーション、アイリス、キンセンカ、スターチス、リンドウなども、日持ちがするため、お供えの花に向いています。地域によっては、樒や高野槙などをお供えすることもあるようです。

お供えに向かない花

アザミやバラなどのトゲのある花は、お墓参りをする人や寺院の管理者の怪我を避けるために控えましょう。故人にトゲのある花を供えるのは好ましくないと考える人もいるので、避けた方がよいでしょう。また、クチナシやユリなどの香りが強い花もお供えに向きません。花の匂いで虫が集まってしまう可能性や、花の匂いがお供えに相応しくないという考え方もあります。

お供えは持ち帰る

食べ物や飲み物をお供えする場合は、腐敗して悪臭や害虫の発生源とならないように、またカラスなどの餌にならないように持ち帰るのがマナーです。墓の周辺で飲食できる場合は、故人を偲びながら食べても構いません。

まとめ

お墓参りに行くべき時期や頻度、時間帯、またお墓参りの流れや注意点について紹介しました。お墓参りのタイミングとして目安はあるものの、明確なルールはありません。お墓参りの注意点に気を付けながら、自身が行きたいタイミングでお墓参りをし、故人の冥福をお祈りしましょう。

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