練馬区の区民葬儀|規格料金・区民葬儀券の受け取り方と、取扱店の探し方

練馬区の区民葬儀|規格料金・区民葬儀券の受け取り方と、取扱店の探し方

「区民葬儀を使えば、葬儀の費用を抑えられると聞いた」。
練馬区で見送りの準備を始めたご家族から、よく名前が挙がる制度です。

けれども、どこに申し込み、券をいつ受け取るのかは意外と知られていません。
申し込み先は区役所ではなく、区が一覧で示す「区民葬儀取扱店」です。
券を受け取るのは、死亡届を出すときの窓口です。

インターネットには、改定される前の料金や順番がまだ多く残っています。
この記事では練馬区の公式の案内をもとに、使える人・規格料金・券を受け取る順番・取扱店の探し方を整理します。

この記事でわかること
  • 故人か葬儀を行う方が23区内に住んでいれば、区民葬儀を使えます。
  • 申し込み先は区役所ではなく、練馬区内に18店ある区民葬儀取扱店です。
  • 祭壇・霊柩車・火葬・骨つぼの規格料金と、含まれない費用が分かります。
  • 区が示す一覧での取扱店の探し方と、落合・堀ノ内で火葬するときの注意が分かります。

目次

練馬区の区民葬儀は誰が使える?どこに申し込む?

練馬区の区民葬儀は誰が使える?どこに申し込む?

故人か、葬儀を行う親族などが23区内に住んでいれば使えます。
申し込み先は区役所ではなく、区が一覧で示す区民葬儀取扱店です。
区民葬儀券は、死亡届を出すときに区の窓口で受け取ります。

区民葬儀は、東京23区が共通で設けている規格葬儀の制度です。
祭壇・霊柩車・火葬・骨つぼの4つを、あらかじめ決められた料金で利用できます。

練馬区のページでは、葬祭費用の負担を軽くするために取扱業者が行っている葬儀と説明されています。
区の案内には、収入などによる利用の条件は書かれていません。

内容は、ランクごとに個別に選んで自由に組み合わせられます。
たとえば祭壇は使わず、霊柩車と火葬だけを区民葬儀の料金にすることもできます。
練馬区での使い方の要点を、表にまとめました。

項目練馬区の区民葬儀
使える人故人、または葬儀を行う方(親族など)が23区内に住んでいること
申し込み先区民葬儀取扱店(練馬区内に18店。区外の取扱店の一覧もある)
区民葬儀券死亡届を出すときに窓口で請求する。戸籍第一係(本庁舎)・戸籍第二係(石神井庁舎)で発行
規格料金になる費用祭壇・霊柩車・火葬・骨つぼの4つ
制度の問い合わせ先練馬区 地域振興課 事業推進係(03-5984-1523)
2026年9月時点で練馬区の公式ページを確認したもの。

出典:練馬区「区民葬儀」(2026年3月21日更新)

大切なのは、区民葬儀はどの葬儀社に頼んでも使える制度ではないことです。
区が一覧で示す取扱店に申し込んだ場合にだけ、規格の料金で葬儀を行えます。

練馬区内の取扱店は18店。所在地で見る

区が公表する一覧(2026年7月22日更新)では、練馬区内の区民葬儀取扱店は18店です。
同じ会社の支店も、それぞれ1店として数えられています。
郵便番号ごとに分けると、次のようになります。

郵便番号取扱店がある町店数
176旭丘・豊玉北・中村北・練馬4店
177関町北・上石神井・石神井町4店
178大泉学園町・東大泉・南大泉・西大泉6店
179北町・土支田・早宮・高松4店
練馬区「練馬区内 区民葬儀取扱業者一覧」(2026年7月22日更新)をもとに集計。

店名・所在地・電話番号は、区の一覧のページで確かめられます。
区のサイトには、練馬区の外にある取扱店を含む23区全体の一覧(2026年8月31日現在)も載っています。
この23区全体の一覧は262社で、そのうち41社は23区の外に店があります。

探し方としては、まず練馬区内の18店の一覧を開いて、自宅や式場に近い町の店を見るのが早道です。
大泉学園町や東大泉など178の地域には6店があり、区内ではもっとも多くなっています。
近くに見当たらないときは、23区全体の一覧に範囲を広げて探します。

ただし、区外の取扱店に練馬区民が依頼できるかどうかは、区のページに明記がありません。
気になる店があれば、その店と練馬区 地域振興課 事業推進係(03-5984-1523)の両方に確かめてください。

東京博善の公表では、区民葬儀の券を扱えるのは全東京葬祭業協同組合連合会に加盟する葬儀社とされています。
一覧に載っていない葬儀社では使えないため、まず一覧で確かめることが出発点です。

取扱店に連絡するときに確かめたいこと
  • 区の最新の一覧に、その店の名前が載っているか。
  • 最初の連絡で「区民葬儀で行いたい」と伝えたか。
  • 祭壇・霊柩車・火葬・骨つぼのうち、どの券を使うか。
  • 規格料金に含まれない費用を、見積もりで分けて出してもらえるか。

出典:練馬区「練馬区内 区民葬儀取扱業者一覧」/特別区区民葬儀運営協議会「令和8年度 特別区区民葬儀取扱指定店一覧(PDF)」/東京博善「区民葬の取扱い終了について」(いずれも2026年9月時点)

区民葬儀の規格料金はいくら?何が含まれない?

区民葬儀の規格料金はいくら?何が含まれない?

祭壇はA1券の312,180円からC券の100,100円まで、4つのランクがあります。
火葬は大人59,600円ですが、この料金を使える火葬場は3か所に限られます。
ドライアイスや遺影、式場の使用料などは規格料金に含まれません。

区民葬儀で決まった料金になるのは、祭壇・霊柩車・火葬・骨つぼの4つです。
ここで紹介する金額は、2026年3月21日に更新された練馬区のページのものです。
祭壇・霊柩車・骨つぼは税込、火葬は非課税の金額です。

祭壇券は4ランク。棺だけの利用もできる

祭壇券は、祭壇の飾りの段数と棺の種類で4つに分かれています。
身長の高い方のための長尺棺を使う場合は、別の料金が決められています。

券の種類祭壇と棺料金(税込)
A1券金らん5段飾・桐張棺312,180円
A2券金らん4段飾・桐張棺259,600円
B券白布3段飾・プリント棺136,400円
C券白布2段飾・プリント棺100,100円
棺のみ桐張棺/プリント棺66,000円/44,000円
練馬区「区民葬儀」(2026年3月21日更新)の祭壇料金。

長尺棺の場合はA1券325,380円・A2券272,800円、B券171,600円・C券135,300円(B・Cは桐張棺)です。
棺だけなら、長尺の桐張棺で79,200円です。
どの券の料金にも、式場使用料は含まれません。

満6歳以下の小人は、A1〜C券のどれも1,100円の割引になります。
祭壇を使わずに棺だけを利用する場合は、別に人件費がかかると区は案内しています。

火葬だけで見送る場合でも、棺は必ず必要になります。
祭壇を組まずに棺だけを区民葬儀の料金にするという選び方も、制度の上ではできます。
区の案内でも、棺だけの利用は祭壇の券の一種として扱われています。

霊柩車・火葬・骨つぼの料金

霊柩車は、車の種類と走る距離によって料金が決まります。
火葬と骨つぼは、大人と満6歳以下の小人で金額が分かれています。

項目区分料金
普通霊柩車(税込)10km/20km/30kmまで19,220円/23,840円/28,460円
宮型指定車(税込)10km/20km/30kmまで37,400円/44,000円/50,600円
火葬(非課税)大人/小人(満6歳以下)59,600円/34,500円
骨つぼ・大人用(税込)2号一式/3号一式11,990円/10,780円
骨つぼ・小人用(税込)6号一式2,530円
練馬区「区民葬儀」(2026年3月21日更新)の規格料金。

火葬の59,600円が使えるのは、民間の戸田葬祭場・多磨葬祭場・谷塚斎場の3か所です。
練馬区から近いのは、板橋区舟渡にある戸田葬祭場です。
練馬区の南部から近い落合斎場や堀ノ内斎場では、この料金は使えません。

戸田葬祭場の区民葬料金では、骨つぼ(容器)が別料金になります。
一般料金の最上等(大人80,000円)は決められた容器が無料なので、差額は単純な20,400円になりません。
火葬場ごとの料金は練馬区の方が使う火葬場と火葬料の記事で比べています。

出典:練馬区「区民葬儀」/戸田葬祭場「料金」(いずれも2026年9月時点)

券で払う分の合計は、ランクでどれだけ変わる?

祭壇・霊柩車・火葬・骨つぼの4つをすべて区民葬儀で使うと、券で払う分の合計が出せます。
変わるのはほとんど祭壇のランクで、ほかの3つは金額の幅が小さいためです。

ここでは大人1名で、普通霊柩車(10kmまで)・火葬・骨つぼ2号一式を使った場合で並べました。
火葬は戸田葬祭場・多磨葬祭場・谷塚斎場のいずれかを使う前提です。

祭壇の券祭壇の料金券で払う分の合計
A1券(金らん5段飾)312,180円402,990円
A2券(金らん4段飾)259,600円350,410円
B券(白布3段飾)136,400円227,210円
C券(白布2段飾)100,100円190,910円
練馬区「区民葬儀」(2026年3月21日更新)の規格料金を、普通霊柩車10kmまで19,220円・火葬(大人)59,600円・骨つぼ2号一式11,990円と合計したもの。

A1券とC券では、券で払う分だけで212,080円の差が出ます。
骨つぼを3号一式(10,780円)にすれば、合計はそれぞれ1,210円下がります。
霊柩車の距離が20kmまで、30kmまでと延びると、4,620円ずつ上がります。

ただし、この合計はあくまで券で払う部分だけです。
ここにドライアイスや式場の使用料などが加わって、実際に支払う総額になります。
次に、その「含まれない費用」を見ていきます。

規格料金に含まれない費用

区民葬儀は、葬儀に必要なものをすべて決まった額にする制度ではありません。
区は次の費用を区民葬儀に含まれないものとし、取扱店と相談するよう案内しています。

とくにドライアイスは、火葬までの日数が延びるほど必要な量が増えていきます。
式場を使う場合は、その使用料も規格料金とは別に支払います。
総額は、規格料金の合計だけでは見えてこない点に注意してください。

区民葬儀に含まれないもの(区の案内より)
  • ドライアイス・遺影写真・会葬礼状
  • 返礼品・飲食費
  • 生花・花輪・御供物
  • テント・ハイヤー・マイクロバス
  • 斎場使用料など

見積もりは、券で払う部分とそれ以外の部分を分けて出してもらうと比べやすくなります。

区民葬儀券はどこで受け取る?申し込みの順番は?

区民葬儀券はどこで受け取る?申し込みの順番は?

順番は「取扱店に申し込む→死亡届のときに券を請求→券を取扱店に渡す」です。
練馬区では、本庁舎の戸籍第一係か石神井庁舎の戸籍第二係で券が発行されます。
死亡届より先に、取扱店と火葬場を決めておくことが大切です。

区民葬儀券は、葬儀が終わってから取り寄せるものではありません。
区の案内では、死亡届を出すときに窓口で請求する流れになっています。

そのため死亡届を出す時点で、区民葬儀を使うと決まっている必要があります。
区の死亡届のページにも、火葬場を決めてから来庁するよう書かれています。
死亡届と一緒に、火葬許可証の手続きも行うためです。

順番することポイント
①区民葬儀取扱店に申し込む最初の連絡で区民葬儀で行いたいと伝え、使う券と火葬場を決める
②死亡届を出す死亡を知った日から7日以内。火葬場を決めてから届け出る
③区民葬儀券を請求する死亡届を出すときに窓口で請求する
④券を取扱店に渡す規格に含まれない費用は、取扱店と別に精算する
⑤東京博善の6斎場で火葬したときは、区の助成を申請する条件と期限があるため、専用の記事で確かめる
練馬区「区民葬儀」「死亡届」「区民葬儀助成金」の案内をもとに整理(2026年9月時点)。

死亡届の届出人は親族で、届書には署名が必要です。
窓口での手続きを実際に誰が行うかは、申し込んだ取扱店と相談して決めてください。

死亡届は、故人の本籍地・届出人の住所地・亡くなった場所の区市町村のどこでも出せます。
練馬区以外の窓口に届け出る場合の券の受け取り方は、申し込んだ取扱店に確かめておきましょう。

平日の窓口と、休日・夜間の扱い

平日の8時30分〜17時は、次の2つの窓口で死亡届を受け付けています。
区民葬儀券を発行するのも、この2つの係です。

本庁舎2階の戸籍住民課 戸籍第一係(03-5984-4530)と、石神井庁舎2階の戸籍第二係(03-3995-1105)です。
大泉や石神井に近い方は、石神井庁舎のほうが行きやすい場合もあります。

休日・夜間の扱いは、区のページによって書き方が異なります。
区民葬儀のページには、休日・夜間の券の発行は本庁舎の時間外窓口で行うとあります。
死亡届のページでは、夜間や土日祝日は西庁舎1階の休日・夜間窓口が届書を「お預かり」するとされています。

休日や夜間に届け出る場合、券をその場で受け取れるかは事前に確かめておくと安心です。
取扱店か、戸籍第一係へ問い合わせてください。
届出の窓口や火葬許可証までの流れは練馬区の死亡届の記事でくわしく扱っています。

死亡届の前にそろえておきたいこと
  • 区民葬儀で頼む取扱店が決まっている。
  • 火葬場が決まっている(区民葬儀の火葬料金を使うなら3か所のどれか)。
  • 医師が記入した死亡診断書(死亡届と1枚になっている)がある。
  • 届出人になる親族が決まっている。

なぜ火葬場を先に決めておく必要がある?

練馬区内には火葬場がありません。
23区内の火葬場は9か所で、そのうち7か所は民間が運営しています。
どこで火葬するかによって、区民葬儀の火葬券が使えるかどうかが変わります。

火葬場の予約は、葬儀社を通して行うのが基本です。
戸田葬祭場の場合、一般の方は電話での問い合わせだけができます(9時〜21時)。
先に取扱店へ申し込むと、火葬場の空き状況もあわせて確かめてもらえます。

日程も、火葬場の休業日に左右されます。
戸田葬祭場は友引と1月1日〜3日が休業です(2026年)。
友引をはさむと火葬が1日ずれ、そのぶんドライアイスなど券に含まれない費用が増えます。

受け取った券は取扱店へ。精算はどう分かれる?

窓口で受け取った区民葬儀券は、申し込んだ取扱店に渡します。
券を渡した部分は規格料金で、それ以外は取扱店との通常の精算になります。

そのため、見積もりは「券で払う分」と「それ以外」に分けて出してもらうと比べやすくなります。
火葬場や式場に直接払うものがあるかどうかも、この段階で確かめておきます。

領収書は、あとの手続きでも使います。
国民健康保険の葬祭費では喪主の氏名が分かる領収書か会葬礼状が必要で、後期高齢者医療では「葬祭費用」「火葬料」などの記載が求められます。
苗字だけの領収書だと申立書が必要になるため、宛名はフルネームで書いてもらいましょう。

見積もり・領収書でお願いしておくこと
  • 区民葬儀券で払う分と、それ以外の分を分けて書いてもらう。
  • 使った券の種別(例:祭壇C券、霊柩車券)を書いてもらう。
  • 領収書の宛名は、申請する方のフルネームにしてもらう。
  • 火葬場や式場へ直接払うものがあるかを聞いておく。

出典:練馬区「区民葬儀」(2026年3月21日更新)/練馬区「死亡届」(2025年7月3日更新)/練馬区「後期高齢者医療の葬祭費」/戸田葬祭場「料金」(いずれも2026年9月時点)

落合斎場・堀ノ内斎場で火葬するときは?

落合斎場・堀ノ内斎場で火葬するときは?

東京博善の6斎場は、2026年3月末で区民葬儀の取扱いを終えました。
いま落合や堀ノ内で火葬すると、大人の火葬料は普通炉で87,000円です。
火葬券は使えませんが、祭壇券と霊柩車券はこれまでどおり使えます。

以前は、東京博善の斎場でも区民葬儀の火葬料金を使えました。
東京博善は、2026年3月31日で区民葬の取扱いを終えています。
4月からは、普通炉の料金を90,000円から87,000円に改めました。

東京博善の斎場は町屋・落合・代々幡・四ツ木・桐ケ谷・堀ノ内の6か所です。
このうち練馬区から近いのは、新宿区の落合斎場と杉並区の堀ノ内斎場です。
落合は普通炉6基と特別室2室、堀ノ内は普通炉5基と特別室3室があります。

この2つの斎場を選んでも、区民葬儀そのものを諦める必要はありません。
使えなくなったのは火葬券だけで、祭壇券・霊柩車券・骨つぼ券は取扱店を通して使えます。
「東京博善だから区民葬儀は関係ない」と決めてしまわないことが大切です。

さらに、区民葬儀の祭壇か霊柩車を使ってこの6斎場で火葬した場合は、あとから区に申請すると大人27,000円(満6歳以下の小人は15,000円)を受け取れます。
対象になる火葬料の種類や申請の期限、そろえる書類は練馬区の区民葬儀助成金27,000円の記事で条件ごとに整理しました。

火葬場と依頼する葬儀社の組み合わせで、大人の火葬料がどう変わるかを表にしました。
練馬区の方がよく使う火葬場に絞っています。

火葬場区民葬儀取扱店に頼んだ場合取扱店以外に頼んだ場合
戸田葬祭場
(板橋区舟渡)
59,600円(火葬券を使う。骨つぼは別料金)80,000円(一般料金の最上等。骨つぼは無料)
落合斎場・堀ノ内斎場
(東京博善)
87,000円(火葬券は使えない。祭壇か霊柩車の券を使えば、あとから区の助成27,000円)87,000円(区の助成もなし)
大人1名・普通炉などの一番安い料金の場合。練馬区「区民葬儀」「区民葬儀助成金」、戸田葬祭場・東京博善の公表料金をもとに作成(2026年9月時点)。

戸田葬祭場で区民葬儀の火葬券を使うと59,600円ですが、骨つぼは別料金になります。
一方の落合・堀ノ内は87,000円が出発点で、そこから区の助成で27,000円が戻る形です。
2つの斎場の場所や設備は落合斎場・堀ノ内斎場を練馬区から使う記事をご覧ください。

火葬場を変えると、使える券の組み合わせも変わる

区民葬儀の火葬料金59,600円が使えるのは、戸田葬祭場・多磨葬祭場・谷塚斎場の3か所だけです。
落合斎場や堀ノ内斎場を選ぶと、この3か所で使うはずだった火葬券は使い道がなくなります。
火葬場を決めることは、どの券を使うかを決めることでもあります。

区が火葬場を限っているのは、火葬の料金だけです。
祭壇・霊柩車・骨つぼの券には、使う火葬場の指定がありません。
火葬場の場所や待ちの日数を優先しても、規格料金になる部分は多く残ります。

取扱店に相談するときは、「火葬はどこで、どの券を使うか」をひと組で伝えてください。
火葬場が決まらないうちは、使う券の種類も見積もりも固まりません。

落合・堀ノ内を選ぶときに確かめること
  • 火葬料は普通炉で大人87,000円・小人50,000円になる(火葬券は使えない)。
  • 祭壇券・霊柩車券・骨つぼ券は、取扱店に申し込んでいれば使える。
  • 斎場の式場を使う場合、その使用料は区民葬儀には含まれない。
  • 区の助成(大人27,000円)を受けるつもりなら、条件と期限を先に読んでおく。

出典:練馬区「区民葬儀助成金」(2026年9月3日更新)/東京博善「料金」/東京博善「区民葬の取扱い終了について」/広済堂ホールディングス「プレスリリース」(いずれも2026年9月時点)

区民葬儀を使うか迷ったら?ほかの制度と、当社に頼んだ場合

区民葬儀を使うか迷ったら?ほかの制度と、当社に頼んだ場合

区民葬儀を使うかどうかは、葬儀社に連絡する前に決めておきます。
使いたい場合は、最初から区民葬儀取扱店に依頼することが条件です。
アイワセレモニーは取扱店ではないため、当社にご依頼の場合は区民葬儀券も助成金も使えません。

区民葬儀は、どの葬儀社に頼むかで使えるかどうかが決まる制度です。
取扱店以外の葬儀社に頼んだ場合は、区民葬儀の料金は使えません。
一方で、葬祭費のように葬儀社を問わず使える制度もあります。

練馬区で葬儀のときに関係する主な制度を、条件と期限で並べました。
期限の数え始めが制度ごとに違う点も、あわせて確かめてください。

制度内容使える条件・期限
区民葬儀祭壇・霊柩車・火葬・骨つぼが規格料金になる取扱店に申し込み、死亡届のときに券を請求
区民葬儀助成金東京博善の6斎場で大人27,000円区民葬儀の祭壇か霊柩車を使うことが条件
葬祭費(国保・後期高齢者医療)7万円葬儀社を問わない。葬儀の翌日から2年
区指定葬儀場の使用料助成会場使用料の助成(上限15,000円)区指定葬儀場を使う。通夜・葬儀が終わった日の翌日から1年
2026年9月時点で練馬区の公式ページを確認したもの。

葬祭費は、国民健康保険では喪主に、後期高齢者医療では葬儀代金を支払った方に支給されます。
受け取る人や領収書の条件は練馬区の葬祭費7万円の記事でくわしく扱っています。

区民葬儀と葬祭費は別の制度なので、取扱店に頼んで規格料金で行っても葬祭費は申請できます。
反対に、当社のように取扱店でない葬儀社に頼んだ場合でも、葬祭費は条件を満たせば受け取れます。
生活保護を受けている方の葬儀はさらに別の制度で、練馬区の葬祭扶助の記事で扱います。

出典:練馬区「国民健康保険の葬祭費」/練馬区「後期高齢者医療の葬祭費」/練馬区「区指定葬儀場使用料助成金」/練馬区「区民葬儀助成金」(いずれも2026年9月時点)

江古田斎場・豊島園会館は区民葬儀と併用できない

練馬区には、区が指定する葬儀場が5館あります。
このうち江古田斎場と豊島園会館は、それぞれの団体の専用施設です。
区の案内では、ほかの葬儀社は選べず、区民葬儀とも併用できないとされています。

残る3館は葬儀社を自由に選べるため、取扱店による区民葬儀と併用できます。
区民葬儀を使うかどうかと、どの式場を使うかは、あわせて考える必要があります。
5館の料金と助成の条件は練馬区指定葬儀場5館の記事にまとめています。

区指定葬儀場5館の扱い(2026年9月時点)
  • 葬儀社を選べて、区民葬儀とも併用できる:東高野会館・大泉橋戸会館・石神井寳亀閣斎場
  • 団体の専用施設:江古田斎場・豊島園会館(区民葬儀とは併用できない)
  • 5館とも、住所などの条件を満たせば会場使用料の助成(上限15,000円)の対象

当社にご依頼いただく場合

アイワセレモニーは、練馬区の区民葬儀取扱店ではありません。
区の一覧(2026年7月22日更新)にも、23区全体の一覧(2026年8月31日現在)にも当社の名前はありません。
23区全体の一覧にある「(株)愛和セレモニー」(八王子市)と「(有)愛和葬祭」(東村山市)は、当社とは別の会社です。

そのため当社にご依頼の場合は、区民葬儀の料金も区民葬儀助成金も使えません。
戸田葬祭場で火葬する場合は、一般料金の最上等(大人80,000円)になります。
葬祭費や、葬儀社を選べる区指定葬儀場3館の使用料助成は、条件を満たせば申請できます。

区民葬儀を使うかどうかは、ご家族が大切にしたいことで決めてよいものです。
規格の料金を使いたいなら、取扱店へ早めに連絡するのが近道です。
式場の場所や日程、見送り方を優先したいなら、制度を使わない場合の総額で比べて選ぶ方法もあります。

当社での費用とご相談の窓口

形式ごとの内容と費用の目安は練馬区の葬儀プラン・料金一覧でご確認いただけます。
使える式場は練馬区の斎場案内にまとめています。

事前のご相談は無料の事前相談の窓口から承ります。
いまお急ぎの方はお急ぎの方へのページをご覧いただくか、0120-499-249(24時間365日)へお電話ください。

まとめ|練馬区の区民葬儀は「取扱店に申し込む」ことから始まる

まとめ|練馬区の区民葬儀は「取扱店に申し込む」ことから始まる

練馬区の区民葬儀は、取扱店に申し込んで初めて使える制度です。
券は死亡届のときに受け取るので、使うかどうかは葬儀社を決める前に考えます。
まずは区の一覧で、近くの取扱店を探すところから始めてください。

この記事の要点
  • 故人か葬儀を行う方が23区内に住んでいれば、区民葬儀を使えます。
  • 申し込み先は区民葬儀取扱店で、練馬区内には18店あります。
  • 祭壇はC券100,100円から、火葬は大人59,600円(戸田・多磨・谷塚だけ)です。
  • ドライアイス・遺影・式場の使用料などは規格料金に含まれません。
  • 券で払う分の合計は、C券で190,910円、A1券で402,990円です(霊柩車10km・火葬・骨つぼ2号を含む)。
  • 落合・堀ノ内では火葬券は使えませんが、祭壇券・霊柩車券は使えます。

制度の名前は知っていても、使う順番までは知られていないことが多いものです。
先に順番を知っておくだけで、いざというときに落ち着いて選べます。
火葬場・式場・区の窓口までの全体は練馬区で葬儀をするときの基本情報でご確認ください。

練馬区の区民葬儀に関するよくある質問

練馬区の区民葬儀に関するよくある質問
亡くなった父は練馬区民で、喪主の私は埼玉県に住んでいます。区民葬儀は使えますか?

使えます。区民葬儀は、故人か葬儀を行う方のどちらかが23区内に住んでいれば利用できます。
申し込み先は区民葬儀取扱店で、券は死亡届を出すときに窓口で請求します。

区民葬儀は、収入が少ない人しか使えないのですか?

練馬区の案内には、収入による利用の条件は書かれていません。
故人か葬儀を行う方が23区内に住んでいて、区民葬儀取扱店に申し込めば利用できます。

区民葬儀の火葬券だけを使うことはできますか?

区の案内では、内容はランクごとに個別に選び、自由に組み合わせられるとされています。
ただし火葬の59,600円が使えるのは、戸田葬祭場・多磨葬祭場・谷塚斎場の3か所です。
落合斎場や堀ノ内斎場を選ぶ場合、火葬券は使えず、火葬料は普通炉で大人87,000円になります。

祭壇はC券、霊柩車は宮型のように、ランクを別々に選べますか?

選べます。区の案内では、ランクを個別に指定して自由に組み合わせられるとされています。
祭壇はC券(100,100円)にして、霊柩車だけ宮型指定車(10kmまで37,400円)にすることもできます。
どの券を何枚使うかは、取扱店に申し込むときに決めておきます。

当社に葬儀を頼んだ場合、区民葬儀券は使えますか?

使えません。当社は練馬区の区民葬儀取扱店ではないため、区民葬儀の料金も区民葬儀助成金も対象外です。
国民健康保険や後期高齢者医療の葬祭費は区民葬儀とは別の制度なので、条件を満たせば申請できます。

区民葬儀の料金に、式場の使用料は含まれますか?

含まれません。斎場使用料は、区が「区民葬儀に含まれないもの」として挙げています。
式場の料金は、使う施設に応じて別に支払います。
ただし練馬区指定葬儀場を使う場合は、条件を満たせば会場使用料の助成(上限15,000円)を申請できます。

本記事の制度・料金・施設の情報は2026年9月時点で確認した内容です。区民葬儀の規格料金は練馬区「区民葬儀」のページ(2026年3月21日更新)により、祭壇・霊柩車・骨つぼは税込、火葬は非課税の額です。落合・堀ノ内などで火葬したときの区民葬儀助成金は、条件や期限を含めて区民葬儀助成金の記事にまとめています(区のページは2026年9月3日更新)。取扱店の数は「練馬区内 区民葬儀取扱業者一覧」(2026年7月22日更新)によります。料金や取扱店は、年度の変わり目などに変わることがあります。制度の適用は個別の事情で異なるため、練馬区 地域振興課(03-5984-1523)にお問い合わせください。アイワセレモニーは練馬区の区民葬儀取扱店ではありません。

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