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葬祭とは?葬祭の意味・種類について解説

葬儀の種類

「冠婚葬祭」の「葬祭」とはどんな意味なのか、わからない方も多いのではないでしょうか。この記事では、あまり聞き慣れない「葬祭」について、葬式・祭祀の種類から葬式当日の流れまで詳しく解説します。この記事を読めば、葬祭についての基礎知識を身につけられます。事前に万全な準備をして、家族・親族の葬式を執り行う際に困らないようにしましょう。


葬祭とは

葬祭とは、人が亡くなった際に行う「葬式」と、葬式後行われる法要や法事などの「祭祀」とを合わせた言葉です。葬祭は「冠婚葬祭」という言葉を由来としています。「冠婚葬祭」は成人の儀式を指す「冠」、婚礼を指す「婚」、葬儀を指す「葬」、先祖をおまつりすることを指す「祭」を合わせた人間の一生の行事を示す言葉と言えます。

この記事では、葬祭を構成する「葬式」と「祭祀」について詳しく説明します。


葬式とは

葬式とは、一般的には、通夜の翌日のお別れの儀式を指します。同じような意味で使われる「告別式」もお別れの儀式を指します。告別式が故人との別れの儀式であるのと異なり、葬式は宗教的な要素が強いです。近年では「自分らしい葬儀をしたい」「葬儀は小規模に済ませたい」など葬式のニーズも多様化しています。それに伴い様々な葬式の形を選べるようになりました。


葬式の種類

前項で葬式には様々な形があることを説明しました。以下に、具体的な葬式の種類を紹介します。

一般葬

一般葬は、身内だけでなく、職場関係者や近隣の人など、故人と親交のあった人にも葬式に参列してもらう従来型の葬式です。慣習やしきたりを大切にした、伝統的な葬儀の形といえます。一般葬の平均費用は187.3万円※で、参列者が300名以下※であればたいていの葬儀式場で対応できます。

一般葬は、故人と親交のあった多くの人と一緒に別れを偲んだり、参列者を選ぶ手間を省いたりできます。しかし、遺族が参列者への対応で忙しくなったり、参列者の数が予想以上に増えてしまったりすることもあります。

家族葬

家族葬は、遺族だけで行う小規模な葬式です。近所付き合いの減少や核家族化などが影響して、家族葬を希望する人が最近は非常に多くなっています。家族葬の平均費用は109.9万円※で、参列者数はおおむね20~30名以下※が多いです。

家族葬は、参列者が家族と親戚に限るので、参列者の対応に追われることなく、しめやかに故人とのお別れを偲ぶことができます。一方、葬式が終わってしばらくの間は、葬儀に参列しなかった故人の知り合いからの連絡や弔問への対応におわれることもあります。

社葬・合同葬

社葬・合同葬は、企業や団体が主体となって営まれる大規模な葬式です。主に社長や経営者など企業や団体に大きく貢献した方や社会的な著名人などが亡くなった場合に行われる形式です。規模は企業・団体によって異なりますが、参列者が1000人を超えるような場合もあります。

社葬・合同葬は、企業・団体の社会的な地位を示すため、細部まで留意することが大切です。そのため、社葬では社内に葬儀を運営する実行委員会が立ち上げられる場合もあります。

無宗教葬・自由葬

無宗教葬は、特定の宗教のしきたりによらずに行う葬式であり、自由葬は、自由な形式で行われる葬式です。個人の生き方や考え方が重視され始めた現代社会において、無宗教葬・自由葬は「その人らしい」葬式を実現できる形式ともいえるでしょう。

しかし、このような葬式はまだ定着していないため、遺族や関係者にしっかりと理解してもらうことが必要です。また、菩提寺にお墓がある場合、無宗教葬を行うと菩提寺から納骨を断られるなどトラブルが起きることもあるので、事前に確認しておくことをおすすめします。

※出典
葬儀の費用と種類 一般葬|葬式ガイド
一般葬- 縁や絆を重視する伝統的な葬儀|葬儀支援ネット

葬式当日の流れ

一般的に葬儀は、故人が亡くなった翌日の夜に納棺・通夜、翌々日に葬式が行われます。この項では葬式当日の流れについて丁寧に説明します。

受付・開式

参列者は、まず受付にてお悔やみの言葉と香典を差し出します。受付の係になった人は、遺族の代理として挨拶をおこない、香典の受け取りと記帳を促します。最後に会葬御礼品を参列者に渡し、会場へ案内します。僧侶の入場後、司会が開式の辞を述べて葬式が始まります。

読経

司会者が開式の辞が伝えると、僧侶が祈祷のために経典を読み始めます。

弔辞・弔電

読経が始まり、しばらくすると司会者が弔辞・弔電の紹介を行います。葬式が始まるまでに、弔辞・弔電の名前や順番をきちんと確認しておきましょう。

焼香

僧侶の焼香終了後、喪主・遺族・一般参列者の順で焼香を行います。焼香のやり方は「立礼焼香」「座礼焼香」「回し焼香」の3種類あり、式場の規模・様式によってやり方が異なります。

閉式・出棺

焼香が終わり、僧侶が退場すると、司会者によって閉式の辞が伝えられ、出棺の準備が始まります。遺族はお別れの儀を行い、一般の参列者は出棺を見送るため、式場の外にて待ちます。その後出棺が行われ、火葬場へと向かいます。

祭祀(さいし)とは

祭祀(さいし)とは、日頃の感謝を示したり、豊作などをお祈りしたりするために、神々や祖先をまつることをいいます。祭祀はさまざまな宗教に結びついたもので、日本においては神道に通じたものが多いです。祭祀は古くから行われ、現代まで受け継がれているものが多いです。祇園祭・ねぶた祭りを初め、全国的に有名な祭りがたくさんあり、元日の初詣もそのひとつといえます。

日本の祭祀の種類

日本では様々な神社のお祭りが催されていますが、実はこのような祭祀はいくつかの種類に分けられます。それぞれの祭祀について説明します。

宮中での祭祀

宮中での祭祀とは、皇室・天皇に関する祭祀で、皇居にある宮中三殿で行なわれています。宮中三殿は、歴代天皇・皇族や国中の神々がまつられている場所です。古代律令体制で定められた形式で祭祀が執り行われているのが特徴です。現代でも年間で20件程度の祭祀が行われています。

神宮・神社での祭祀

神宮祭祀とは、伊勢神宮(三重県)で行なわれている祭祀のことをいいます。皇室の祖神の天照大御神(あまてらすおおみかみ)や、豊受大神(とようけのおおかみ)などに関係する祭祀です。神社祭祀とは、全国の神社で催されている祭祀で、1年を通して様々なお祭りが行われています。これらの祭祀は、「大祭」「中祭」「小祭」の三つにさらに分けられています。

家庭での祭祀

家庭での祭祀とは、神棚など一般家庭の中で行なわれる様々な祭を指します。神棚を家に設ける場合は、明るくて高い位置に設置しましょう。米・塩・水を毎日お供えし、ニ礼ニ拍手一礼にて神拝をしたり、御札を毎年新しくしたりします。


まとめ

冠婚葬祭の「葬祭」とは、葬式と祭祀とを合わせた言葉です。近年、葬式の形式は多様化してきているので、ご家族の都合や故人の意思を尊重した形式を選べるようになりました。

アイワセレモニーでは、「どのような葬式にするべきか」など無料で相談できますので、お気軽にご相談ください。

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※参考
タイトル|サイト名
葬祭|コトバンク
「葬祭」とは? 葬儀や葬式との違いや神道・仏教での葬祭行事について|Life.
葬儀の種類-お別れのかたち|葬儀支援ネット
葬儀の費用と種類|葬儀ガイド
葬儀・葬式の流れとマナー|一般的な葬儀の場合|小さなお葬式
祭祀の意味とは?祭祀とは何か、解説いたします|終活ねっと
神社の祭礼の種類と内容|旅探
家庭祭祀|東京都神社庁


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