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火葬式の服装のマナーは?身だしなみ・持ち物のマナーまで解説

お葬式のマナー,葬儀の種類



火葬式は、一般葬儀とは異なるため、参列する際の服装に悩む人も多いでしょう。この記事では、火葬式を行う人や、火葬式に参列する人に向けて、火葬式の服装のマナーや身だしなみや持ち物のマナーについて解説します。服装以外の火葬式のマナーも解説するため、火葬式の服装を決める際の参考にしてください。


火葬式とは

火葬式とは、通夜や告別式を行わず、火葬とお骨上げのみを執り行う式です。直葬火葬場にて故人との最後のお別れを行うため、直葬と呼ばれる場合もあります。参列者は家族葬と同様で、一般の参列者はおらず、家族や親族などの身内のみの少人数で執り行われます。

火葬式の流れ

まずは、ご遺体を納棺し、故人とのお別れをして出棺します。その後、指定の火葬場で火葬を行います。火葬が終わるまで、1〜2時間程度かかるため、待合室やロビーで待機します。火葬が終了したら、お骨上げといった儀式を行い、骨壺にお骨を納めます。お骨上げを終えたら、埋葬許可証を受け取って終了です。

火葬式のメリット

火葬式の大きなメリットは、通夜や告別式などに必要な費用がかからないため、金額が安く済ませられる点です。一般葬と比較して、参列者が少なく規模が大きくないため、葬儀にかける費用を抑えられます。

火葬式と一般葬の違い

一般葬とは、故人が生前付き合いのあった人を呼び、大規模に執り行われる式です。火葬式と一般葬の大きな違いは、一般葬で行う葬儀・告別式を火葬式では行わない点です。また、一般葬では葬儀後のお清めがありますが、火葬式の場合は基本的には用意されていません。ただし、喪主の希望で精進落としが準備される場合もまれにあります。

火葬式の服装のマナー

火葬式における親族・参列者の服装のマナーについて、男性・女性に分けて解説します。

親族(男性)の服装

親族の男性の場合、和装の場合は紋付羽織袴、洋服の場合はモーニングコートが一般的です。近年では洋装を着用する人が多く、正喪服ではなく準喪服を着ることも多くなっています。ネクタイやベストも黒でそろえ、中に着用するワイシャツは白の無地を選びましょう。時計やネクタイのピンなどの小物に関しても、派手で光沢があるものを身につけるのは避けるべきです。

参列者(男性)の服装

参列者の男性の場合、シングルやダブルのブラックスーツを着るのが基本です。火葬式では、一般葬に比べて厳密に喪服にこだわる必要はないため、略喪服を着る場合もあります。そのため、黒やネイビー、暗いグレーなどのビジネススーツでも、白のシャツを合わせて着用すれば問題はありません。親族の男性と同様に、光沢のある時計やネクタイのピンを身につけることは避けましょう。

親族(女性)の服装

親族の女性の場合、和装であれば黒無地の着物、紋入りが正式です。洋装の場合は、黒無地のワンピースまたはスーツを着用し、パンプスやストッキングなども黒でそろえることが基本です。スカート丈は膝下で、袖の長さは肘が隠れる程度で、ボディラインが目立たないサイズが望ましいとされています。ワンピースの下に着用するブラウスは、黒または白の無地のものにしましょう。

参列者(女性)の服装

参列者の女性の場合、準喪服のアンサンブルやスーツ、ワンピースなどで参列するのが一般的です。パンプスとストッキングなどの足元も黒でそろえて、ブラウスは暗めの色や白のものを選択しましょう。略喪服を着用して参列する場合は、黒やネイビーなどの落ち着いた色のワンピースやスーツを着用し、ストッキングは肌色のもので問題ありません。

火葬式の身だしなみ・持ち物のマナー

火葬式に参列する際は、服装のみでなく、身だしなみや持ち物のマナーにも気をつけましょう。ここでは、火葬式の身だしなみや持ち物のマナーについて解説します。

アクセサリーをつけない

火葬式に参列する際は、男女ともに結婚指輪以外のアクセサリーは基本的には外すことがマナーです。腕時計をつける場合は、光沢のないマットな色のものを選びましょう。女性の場合は、真珠の一連のネックレスであれば、身につけても問題ありません。髪をまとめる際も、ヘアゴムやヘアピンは黒で目立たないものを使用しましょう。シンプルなデザインであれば、バレッタも使用できます。

髪色とスタイリング剤に注意する

火葬式に参列する際は、男女ともに髪色は黒であることが基本です。ただし、最近では髪を染めていても暗い色であれば、許容されてきています。明るく派手なカラーに髪を染めている場合は、黒く染め直すか、スプレーで黒くして参列しましょう。男性はスタイリング剤をつけすぎて光沢が目立たないようにし、清潔感のある髪型に整えることがポイントです。

女性は控えめなメイクにする

派手なメイクや奇抜なメイクで、火葬式に参列することは避けましょう。参列する際は、ラメが入っていないアイシャドウやファンデーションを使用したり、マスカラの使用をやめたりするなど、ナチュラルで控えめなメイクに仕上げます。ノーメイクでの参列も、顔色が悪く疲れた印象を与えやすく、悲しみや疲れを感じている遺族に対して失礼にあたるため避けましょう。

火葬式の持ち物

火葬式に参列する際に、特別な持ち物を持っていく必要はありません。通常の葬儀の際に用意するハンカチを持参していれば、十分です。火葬式は、無宗教であることがほとんどのため、数珠が必要になるケースも少ないでしょう。もしも香典を渡すのであれば、当日の遺族の様子を伺いながら、遺族の負担にならないよう、火葬場に行く前に済ませておくことをおすすめします。

服装以外の火葬式のマナー

火葬式に参列する前は、あらゆるマナーをおさえておく必要があります。ここでは、服装以外の火葬式のマナーについて解説します。

火葬式の香典マナー

火葬式の場合は、通夜や告別式を執り行わないため、香典を辞退されることも少なくありません。喪主の判断によって異なるため、無理に香典を渡すのではなく、喪主の意向を尊重することが大切です。

香典の相場は、故人との関係性や参列者の年齢などによって異なります。場合によっては、「孫一同」のようにまとめて包むこともあるため、渡し方については前もって話し合っておくことをおすすめします。

火葬式の弔電・献花マナー

火葬式では、香典と同様に、弔電・献花も辞退している場合がほとんどです。火葬式の場合は、ご遺体を直接火葬場に搬送するため、お花を収める場所が確保されていないケースが多くあります。弔電を読む時間を設けられていない場合も多いため、一方的に弔電を贈るのは控えるべきです。どうしても弔電を贈りたい場合は、遺族の意向を確認してからにしましょう。

まとめ

火葬式の服装のマナーは、参列する立場や性別によって異なります。火葬式に参列する際は、服装や身だしなみ・持ち物のみではなく、香典弔電・献花のマナーまで把握してから参列しましょう。

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