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墓石の種類は300以上|おすすめ13種と選ぶポイント、品質の判断基準を解説

お墓・墓地,終活・準備,葬儀後


墓石の種類は300以上あります。墓石を建てるにあたって色や形に決まりはなく、予算や見た目の好みに合わせて選べます。この記事は、墓の購入や準備を検討している人に向け、墓石の種類について解説します。国産・海外産の墓石の特徴や品質の判断基準、墓石選びのポイント、購入の流れも解説しているので、参考にしてください。


国産の代表的な墓石の種類

​​墓石の種類は300以上ありますが、ここでは国産の代表的な4種類の特徴について解説します。

花崗岩(御影石)

多くの墓石には、花崗岩が使われています。花崗岩の総称で御影石(みかげいし)とも呼ばれます。主な産地は瀬戸内海沿岸、茨城県、福島県、愛知県で、産地により白やグレー、淡紅色といった色合いやきめの粗さが異なります。

安山岩

マグマが地表近くで急激に固まってできた石です。江戸城に使用された神奈川県真鶴町の小松石が有名で、東の横綱石とも呼ばれる人気とブランド力を誇ります。青・赤・グレーの色合いがあり、青いものが高級とされます。

閃緑岩

マグマが地下深部でゆっくり固まった石で、黒御影石とも呼ばれます。主な産地は岡山県で、磨くと光沢が出て、風化に強い石材です。白や黒、黒緑色の石がモザイク状に集合してできており、全体的にダークな色味です。

斑レイ岩

閃緑岩のようにマグマが地下深部でゆっくり固まった石で、黒御影石とも呼ばれます。主な産地として有名なのは福島県です。色味は閃緑岩よりも深い黒やグレー系の石材で、磨くと光沢が出て、風化に強く長持ちします。

予算を抑えたい人に最適な中国産の墓石の種類

中国産は値段が安く、予算を抑えたい人におすすめの石材です。ここでは中国産の墓石の種類を解説します。

G623(新八光)

中国産の白御影石です。福建省などの海岸に近い場所で採掘されるため、輸送コストが抑えられ、安価で購入できます。品質が安定し、どのような墓石デザインにもマッチすることから人気です。墓石だけでなく、建築材としても使われます。

G663

中国福建省で採掘される、淡いピンク色が特徴の石材です。石材店によって中国ピンク、桜山、ローズピンク、中国桜御影などと呼ばれます。優しいピンク色から女性に人気があり、洋型墓石、デザイン墓石などに使われます。

高級感が人気のインド産の墓石の種類

インド産は艶がよく、高級感があることから人気が集まっています。ここでは、インド産の石材を4つ解説します。

クンナム

インド産の黒御影石の最高級品です。世界で最も硬い黒御影石とされ、艶のある光沢、数年経っても変色・劣化しない品質を誇ります。評判の高さから国産墓石に匹敵するほどの値段がしますが、黒でよい石材を探している人におすすめです。

アーバングレー

緑ががったようなグレーの色合いの独特な石目を持つ、インド産の石材です。硬くて水を吸いにくい優れた石質で、比較的安価に購入できます。丁寧に磨くとガラスのような艶が出て、和型墓石や洋型墓石など、デザイン問わず使えます。

マハマブルー

青、紫、白が混ざったマルチカラーのインド産御影石です。バハマの海を思わせることから、バハマブルーとも呼ばれます。表面のマーブル模様は神秘的で美しく、2つとして同じ模様はなく、個性的なお墓を建てたい人に人気です。

ニューインペリアルレッド

インド赤とも呼ばれるインドのデカン高原産の赤系御影石です。硬度が高くあまり水を吸わず、劣化しにくく丈夫な石材です。赤い色が好きな人や、存在感のあるお墓を建てたい人に最適で、主に洋型墓石・デザイン墓石に使われます。

個性的な石材が多い海外の墓石の種類

海外産のものには、日本では採掘できない色合いの石材が多く見られます。ここでは個性的な墓石の種類を解説します。

スウェーデンマホガニー

スウェーデン産の赤系御影石で、赤系では最高級クラスです。柄が細かく、赤と茶の中間のような色味が特徴で、落ち着いて上品な印象を与えることから人気です。若干水を吸いやすいものの硬く上質で、洋型墓石に使われます。

ブルーパール

ノルウェー産の青系御影石です。青系の濃いグレーの色味で、太陽の当たり方によって異なる輝きを放ちます。貝殻の化石が入った世界でも珍しい石材です。良質でなかなか採掘できないことから、高価になる傾向にあります。

インパラブルー

南アフリカ産の御影石です。高級石の1つで、石材業界では宝石とも呼ばれます。黒い石のなかに青い結晶が輝くのが特徴で、幻想的な輝きを放ちます。切り出し方によって輝きが異なることから、唯一無二のお墓が建てられます。

色で選びたい人向けの墓石の種類

墓石はグレーのイメージがありますが、墓石の色に決まりはありません。故人をイメージした色、好きな色など、好みに合わせてカラフルな墓石を建てることは自由です。ここでは、白・黒・暖色系で代表的な墓石の種類を解説します。

白色系

白色の墓石は、日本最大級の採掘場である茨城県の「稲田石」が有名です。白い貴婦人と呼ばれるほど、白い上品な石材です。ほかには、日本の3大花崗岩と呼ばれる香川県の庵治石、北木石、G603、G623などがあります。

黒色系

国産の黒御影石では福島県産の「浮金石」が有名です。希少価値が高いため高価ですが、黒色の中に金粉がキラキラと輝く美しさが特徴です。沖縄県の戦没者慰霊碑にも使用されました。ほかにはクンナム、MU、インド牡丹、山西黒などがあります。

暖色系

赤ならインド産の「ニューインペリアルレッド」、ピンクなら中国産の「G663」がおすすめです。ほかにはスウェーデンマホガニー、万成石、インドマホガニー、中国マホガニーなどがあります。暖色系の石材は色の美しさや、お墓のデザインを引き立ててくれます。

墓石の形・デザインの種類

墓石の形は、主に和型墓石・洋型墓石・デザイン墓石の3種類です。形によって石を使う量が異なるため、費用にも影響します。

和型墓石

日本の伝統的なお墓の形で、竿石(さおいし)と呼ばれる縦長の石塔を中心に置いて作られます。お釈迦様の遺骨を納めた仏舎利塔や五輪塔を簡略化した形です。最近は白・黒以外にグリーンやダークグレーの石材を使う人も増えています。

洋型墓石

横型で背が低い形のお墓で、欧米風のモダンな雰囲気になります。狭いスペースに建てられるため使う石の量は和型墓石よりも少なく、墓石代が安くなる傾向にあります。重心が低いため、地震に強いのもメリットです。

デザイン墓石

和型・洋型に縛られず、自由な発想でオリジナリティのあるデザインができる墓石です。オーダーメイドで一から形を考えたり、故人の記念碑を建てることも可能です。墓石には文字だけでなく、イラスト彫刻も可能です。

墓石の品質を判断する3つの基準

墓石の品質は、吸水率・圧縮強度・見かけ比重の3つで判断します。ここでは概要について解説します。

吸水率

石が水をどのくらい吸うのかを示す指標です。10cm×10cm×20cmの石を48時間浸水させ、前後の重量の差を重量で割って求めます。吸水率が低いほど、水はけがよく、墓石が長持ちします。

圧縮強度

押さえつけたとき石がどのくらい耐えられるのかという強さを示す指標です。一般的にお墓が押さえつけられることはありませんが、長く屋外に設置されるためには、強度が必要です。数値が高いほど強度や硬度が高く、耐久性があります。

見かけ比重

一定の体積に対する質量を示す指標です。見かけ比重が重いほど密度が高く、強度があり、長持ちします。見かけ比重の大きい石の代表は花崗岩です。墓石に選ばれる石は一定の水準を超えたものが選ばれています。

墓石選びのポイント

墓石を選ぶときは、石の模様や経年劣化を確認するために、実際にお墓を見るのが重要です。ここでは2つのポイントを解説します。

石見本だけで決めない

墓石を選ぶ際は、小さな石見本のサンプルを見ただけで決めない方がよいでしょう。切り出した石の面で模様が異なるため、お墓を建てたときにイメージと異なることがあるからです。実際にその石を使って建ててあるお墓を見た方がイメージがつかみやすくなります。

実際に建てられたお墓を見学する

よい石を選ぶには、石材店と一緒に実際に建てられたお墓を見学し、経年劣化の状態を確認します。可能であれば、3年経過したものが理想です。石材店と一緒に行けば、石材の名称や産地も教えてもらえます。

墓石を購入する流れ

墓石の購入の流れは、以下のとおりです。

1.石材店と打ち合わせ
2.見積り
3.契約
4.墓石の完成

石材店に予算、デザイン、費用を含めた打ち合わせをします。施工事例を見学しながら、希望を伝えましょう。見積りをとり内容をチェックし、問題なければ契約します。2〜3か月ほどで墓石が完成したら、遺骨を納骨できます。

信頼できる石材店の選び方

ヒアリング力や明確な見積書の提示が、信頼できる石材店のポイントです。ここでは選び方について解説します。

きちんとヒアリングしてくれる

建てたいお墓の希望をヒアリングし、イメージに沿う提案をしてくれる石材店を選びましょう。不明点があれば遠慮なく聞ける雰囲気を持ち、わかりやすく説明してくれる石材店が安心です。墓石の種類も説明してもらうと選びやすくなります。

明確な見積書を提示してくれる

見積りは複数社からとり、明確な見積書を提示してくれるのかを比較します。曖昧な表現になっている場合は、何にどのくらいの費用がかかるのかを確認しましょう。完成予想図を作成してもらうと、口頭説明のみより安心です。そのうえでトラブルを防ぐためにも、契約書を交わします。

まとめ

墓石の種類は300以上あり、国産や海外産までさまざまです。墓石にルールはなく自由に選べるため、好みのものを探しましょう。墓石を選ぶ際は、石見本だけで決めず、実際に建てられたお墓を見学すると具体的なイメージをしやすくなります。

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