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通夜・告別式とは?葬儀の流れや参列マナーも解説

お葬式の役割,お葬式のマナー,葬儀の流れ

通夜・告別式とは葬式の中で行う宗教的な儀式のことです。家族や親戚など、身近な人が亡くなり、急に葬式を行うことになる可能性は十分にあります。この記事では、葬式を行う必要がある人向けて、通夜や告別式について解説します。通夜と告別式の違い、それぞれの流れ、さらには日程調整、参列者向けに服装などについても解説するので参考にしてみてください。


通夜・告別式はいつ?葬儀の流れを知ろう

ここでは、通夜と告別式を行うタイミング、さらにはそのほかの法要などについて解説します。

通夜

一般的に、葬儀は2日間に分かれて行われ、葬儀の1日目として行うのが通夜です。通夜は、故人が亡くなった翌日の夜に行います。

告別式

告別式は葬儀の2日目、つまり通夜の翌日に行われます。告別式の日は、告別式の開式に始まり、火葬、火葬後の精進落としまでを行うのが一般的です。

その他法要

法要は、亡くなった人を供養するために行われるものです。仏式では、7日ごとに法要を行うことになっており、葬儀の後最初に行われるのは初七日となっています。

初七日

「初七日」は、命日を含めて7日目に行われる法要です。7日目は故人が三途の川にたどり着く日とされており、初七日は、故人が三途の川の緩流を渡って極楽浄土に向かえるように行われます。参列するのは遺族や親族、知人などが一般的です。

四十九日

「四十九日」は故人の来世の行き先が決まる日とされています。この日は、故人の成仏を願って、家族や親族、生前に親しくしていた友人や知人などが集まり法要を行います。

通夜と告別式の違い

ここでは、通夜と告別式の違いについて解説します。

通夜

通夜は、故人と最期の夜を一緒に過ごすためのものです。家族や親族など、故人の身近な人たちが別れを惜しみます。元々は線香やろうそくの火が消えないように、夜通しで行われているものでした。火が消えないようにするのは、邪霊が侵入してくるのを防ぐためだとされています。

半通夜

通夜には半通夜と呼ばれるものもあります。これは、焼香の後に行われるもので、夜のうちに終わるのが特徴です。近年では斎場や葬儀場で通夜を行うことが多いこともあり。半通夜を行うのが主流になっています。半通夜の場合、18〜19時ごろに開式となり、閉式までは2〜3時間ほどとかかるのが一般的です。

告別式

告別式は先述の通り、葬儀の2日目に行われるのが一般的です。告別式は家族や親族が故人を偲び、冥福を祈って見送る儀式です。告別式には通夜に参列できなかった友人や知人、さらには勤務先の関係者の方や近所の方なども参列します。告別式が故人との本当に最後の別れのタイミングとなります。

通夜や告別式の日程調整について

ここでは、通夜や告別式を行う際の日程調整について解説します。

日程の決め方

日程に関しては、基本的に亡くなった日の翌日に通夜を行い、通夜の翌日に、葬儀、告別式、火葬を行います。日程調整は、喪主自身で行うこともできますが、負担になるケースもあります。そのような場合は葬儀会社に任せるのも1つの選択肢です。

日程調整時の確認事項

日程調整を行う際には、いくつかの確認事項があるので、それをチェックする必要があります。

火葬場の空き状況

故人がなくなってから2日後に火葬を行うのが一般的ですが、時期によっては火葬場が空いておらず予約が取れない可能性もあります。そのため、葬儀の日程は火葬場の予約が取れたうえで決めるものと考えてください。

宗教者の都合

葬儀は宗教者である僧侶がいなければ行うことができないため、僧侶との日程調整を行う必要があります。電話などで連絡し、葬儀を執り行ってもらえるかどうかを確認してください。万が一、都合が合わない場合は、同じ宗派の他のお寺の僧侶を紹介してもらったり、手配サービスを利用できる場合もあります。

六曜やしきたりも確認する

日程を決める際には、六曜やしきたりを確認する必要があります。基本的に六曜における「友引」は、葬儀を行う日としては凶日とされているため、避けたほうがいいでしょう。友引自体はそのような意味はありませんが、「友を引き連れて行く」というイメージによって凶日とされているためです。

訃報のお知らせのタイミング

通夜、告別式を行うにあたっては故人が亡くなったことを親族や友人、知人などに伝える必要があります。訃報を伝えるのは通夜、告別式の日時や場所が確定してから行うようにしてください。なお、連絡を行う前に故人と生前に親交のあった人物のリストアップを行う必要があります。

通夜・告別式の流れ

ここからは、通夜と告別式の流れをそれぞれ解説します。

通夜

 

準備

通夜を行うことになった場合、以下の準備や確認を行います。
・供花
・席順、焼香順
・会葬礼状、返礼品
・世話役がそろっているか

準備が整ったら僧侶への挨拶も行いましょう。斎場の設営に関しては、一般的に葬儀会社が行ってくれます。また、遺体を納めた棺が安置されるのもこのタイミングです。

受付

通夜の受付は、開式の30分前をめどに始めます。受付に関しては、友人や知人、もしくは葬儀会社の人など信頼できる人に頼むが望ましいでしょう。これは、受付では参列者の名前確認や香典の受け取りなど重要な仕事をする機会が多いためです。また、季節によってはコートなどの手荷物を預かるケースもあります。

読経・焼香

受付が済み、開式したら僧侶による読経が行われます。時間は多少の違いはありますが、一般的には30分程度とされています。読経が終わったら、僧侶か葬儀会社の方から焼香の案内があるので、焼香を行ってください。

喪主のあいさつ

焼香が終わったら、喪主のあいさつを行います。あいさつでは、参列者に参列のお礼を伝えるほか、故人が亡くなったことの報告、さらには生前のご厚誼に対する感謝などを短く簡単に伝えます。その後通夜振る舞いへと参列者を誘導します。

通夜振る舞い

通夜振る舞いは、喪主が参列者に対する感謝の気持ちを伝える、通夜の後に行われる接待です。お酒や料理が用意され、参列者が故人を偲ぶ場にもなります。通夜振る舞いは一般的には、1~2時間程度で終了します。

告別式

 

準備

告別式を行う際は、以下の内容に関して葬儀会社の担当者の方と打ち合わせを行います。

・火葬参列者、精進落とし参加者の人数
・弔辞の順番
・席順、焼香順

葬儀会社との打ち合わせは、告別式当日にも改めて行われますが、不明点などは準備の段階で確認しておくようにしてください。

受付

受付は、通夜の時と同じように開式の30分前をめどに始めます。受付では、参列者に記帳をお願いするほか、香典の受け取りも行います。香典返しにも関わってくるので、記帳と現金の集計に間違いがないように、事前の段取りは欠かせません。

葬儀・焼香

葬儀は、まず僧侶が入場して読経を行います。読経の時間は、宗派によって違いますが、40〜60分程度です。読経が終わると弔辞を述べ、さらに弔電の紹介もこのタイミングで行われます。弔辞、弔電の紹介が終わったら焼香に移ります。焼香は喪主、遺族、親族、参列者の順番で行われるので順番には注意してください。焼香が終わると僧侶は退場します。

喪主のあいさつ

焼香が終わったら喪主のあいさつが行われます。あいさつでは、通夜同様、参列への感謝の気持ちを述べてください。あいさつが終わったら、閉式となり出棺準備へと移ります。

お別れの儀

お別れの儀は遺族、親族、友人などで行われるものです。遺体が納められている棺を囲んで別れ花と呼ばれる花を棺の中に入れて遺体を飾ります。その後、蓋の釘打ちが行われ、棺の搬出となります。

香典返し

香典返しは、忌明けの法要が終わったことを報告する意味合いがあるため、本来なら四十九日が終わってから送るものです。しかし、近年では告別式の当日に香典返しを送るのが主流です。香典返しでは、香典の半額の品を返すのが基本です。

通夜・告別への参列

ここからは、通夜と告別式のどちらかに参列する場合や両方とも参列できない場合について解説します。

どちらかにしか参列できない場合

通夜、告別式と2日連続で行われますが、どちらにしか参列できない場合は、葬儀・告別式に参列するのが一般的です。一方で近年では、葬儀・告別式には参列せず、夕方や夜に行われる通夜のみに仕事後に参列するパターンも増えています。

どちらも参列できない場合

通夜、告別式のどちらにも参列できない場合は、参列できない旨を遺族に伝えます。また、香典に関しては、代理を立てるか現金書留で郵送する形で渡してください。故人と深い付き合いがあった場合は、お悔やみの気持ちを伝える手紙を添えるようにしましょう。

通夜・告別式に参列する際の服装

ここでは、通夜、告別式に参列する際の服装について解説します。服装に関しては喪服である必要はありませんが、平服の場合でも、控えめな色合いのスーツやワンピースと黒の靴、男性の場合は黒のネクタイを着用するようにしてください。

男性の服装

男性の場合、黒のスーツが基本です。形はシングルでもダブルでもどちらでも構いませんが、上下色違いのスーツは避けるようにしましょう。また、靴と靴下も黒色で、靴は光沢のないものを選んでください。ネクタイはネクタイピンをつけず、ワイシャツは、白の長袖を着用するようにしましょう。

女性の服装

女性の場合、黒もしくは濃紺の無地のスーツやワンピースを着用します。髪は低い位置でシンプルにまとめ、靴は黒もしくは地味な色合いのものを選んでください。ヒールの高さは3〜5cmほどで高くなりすぎないようにしましょう。また、バッグは光沢のない黒のもの、ハンカチは黒もしくは白無が基本です。

アクセサリーに関しては、結婚指輪以外はつけないのが基本です。もしつけるのであれば、真珠などの一連ネックレスや一粒タイプのイヤリングなどなら着用可能です。和装の場合、色は黒で、足袋や半襟、長襦袢が白となります。

子どもの服装

子供の場合、学校の制服があれば、制服を着用します。制服がない場合は、黒やグレー、濃紺を基調とした服を着用させましょう。シャツは白、靴は黒を選ぶようにします。赤ちゃんの場合、黒色の服は見つからない場合は、ベージュや薄い水色などの服でもいいでしょう。

まとめ

通夜と告別式は、2日間にわたって行われる宗教的な儀式です。準備や受付などにている部分はありますが、それぞれの違いをしっかりと把握することが重要です。また、参列する場合は、服装にも注意してください。

通夜、葬儀は葬儀会社を利用して行うのが一般的です。「アイワセレモニー」では、葬儀内容や費用について事前に無料で相談・見積もりが可能です。葬儀後のサポートも行っているので、通夜や告別式にご用命の際は、お気軽にお問い合わせください。

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