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お葬式の祭壇はどう選ぶ?祭壇の種類・特徴を徹底解説

お葬式の品目

大切な人が亡くなったとき、葬儀会場に設置される祭壇。故人らしい祭壇を選んで見送りたいと思う方も多いのではないでしょうか。
以前は葬儀社にすべてお任せするケースが大半だったこともあり、いざ実際に祭壇を選ぶ段階になったときは、たくさんの種類からどれにしたらいいのか、と悩んでしまいがちです。

この記事では、祭壇の種類や特徴、宗教による祭壇の違いなど、丁寧に解説します。旅立ちの日は安心して故人を送り出してあげましょう。

祭壇とは?

祭壇とは、故人を供養するために葬儀会場の最前方に置かれている壇のことです。
祭壇には、故人の遺影、供物(くもつ)、供花(きょうか)を飾って故人を偲びます。
供花には昔は白い菊が用いられていましたが、最近ではピンク・赤などカラフルなものも使うようになり、和花・洋花問わず故人の好みの花を飾るようになりました。
よく使われる花としては、菊、蘭、ユリ、カーネーションなどが挙げられます。
祭壇のサイズは葬儀の規模によりますが、段数は2〜4段、横幅は5.4m〜7.2m程度のものが一般的です。

故人の宗派によって、祭壇の種類や祭壇に飾るものが異なりますので、あらかじめ故人の宗派を確認しておきましょう。
宗教のことを何も知らずに宗派的に間違った祭壇でお葬式をおこなってしまうと、参列者が疑問を抱きかねませんので注意してください。

また、祭壇は故人をおさめるところで、故人があの世に旅立つ場所だとされています。
近年では、故人の思いに寄り添ったお葬式にしたいという願いから、故人の好きな花をたくさん使用した華やかな花祭壇や、趣味の道具を飾ったり故人の生前の人柄をあらわしたオリジナル祭壇が増えてきています。


祭壇の種類

それでは、祭壇には具体的にどのような種類があるのかを以下で解説していきます。

祭壇にはさまざま特徴を持ったものが数多く存在し、その中でも大まかな分類として宗教色が強いものと弱いものに分けられます。

宗教色が強いもの:白木祭壇、神式祭壇、キリスト教式祭壇、日蓮正宗祭壇、友人葬祭壇など
宗教色が弱いもの:自由葬祭壇(花祭壇)など

昔は伝統的な白木祭壇が一般的でしたが、以下のような理由で華やかな花祭壇が人気になりつつあります。
・レンタルに過ぎない祭壇に何十万円も支払うことへ疑問を抱く人が増えている
・最近では家族葬などの小規模なものが増え、小さな祭壇で済むようになり経済的になっている
・自由な葬儀スタイルが認められるようになり、故人の思いを尊重し葬儀に反映させたいという願望が増えている

故人の宗派によって適切な祭壇の種類は異なりますし、故人の好みによっても変わってくるので、各祭壇の特徴をしっかり理解し、葬儀社で祭壇を選ぶときに困らないようにしましょう。

それでは、具体的な祭壇を6つほど見ていきます。
なお、価格については葬式の規模が大きくなればなるほど高額になるため、上限は記載しておりません。


白木祭壇

白木祭壇とは、塗料を塗らない白地のままの木材(白木)で作られた祭壇を指します。
白木祭壇は仏式の葬式に使用されており、日本の葬式の中で最も多く8〜9割を占めています。
仏式の中でも宗派によって祭壇の細かい配置が異なりますので、注意しましょう。

価格

安くても20万円ほどです。

特徴

・祭壇の中心に遺影を立てかけ、遺影のまわりに白い生花を飾ります。
・僧侶が読経するための経机(きょうづくえ)を祭壇の前に置き、経机の前に棺を置きます。
・葬儀のたびに作ることはせず、葬儀社からレンタルします。

こんな方におすすめ

仏式のお葬式をおこないたいとお考えの方


神式祭壇

神式祭壇とは、神道式のお葬式をおこなうときに用いられる祭壇を指します。
一般的には、神社の神官の司式で用いられます。
白木祭壇同様、素材は白木を用います。
お供え物として米や塩などの神饌物(しんせんもの)や季節の物、幣帛(へいはく、金銭をお供えすること)や三種の神器をお供えします。

価格

安くても30万円ほどです。

特徴

・祭壇の中心に鏡を立てかけ、両端に刀と勾玉(まがたま)を五色旗に吊るして置きます。
・鏡の下段右側に遺影を置きます。
・神道式のお葬式ではご焼香ではなく、玉串(たまぐし)を奉奠(ほうてん)します。

こんな方におすすめ

神式のお葬式をおこないたいとお考えの方、代々神式葬儀をおこなっている家系の方


キリスト教式祭壇

キリスト教式祭壇とは、キリスト教のお葬式をおこなうときに用いられる祭壇のことです。
一般的にはキリスト教のお葬式は教会でおこなわれますが、葬儀場でおこなうときもあります。このとき、キリスト教のお葬式であることを示すために、十字架を祭壇の中心に置きます。
キリスト教の中でもいくつか宗派があり、主にプロテスタントとカトリックに分かれています。教会によって独自のルールがありますので、それぞれ担当の司式者に相談して祭壇を決めましょう。プロテスタントの場合は牧師さん、カトリックの場合は神父さんが司式者となります。

価格

安くても20万円ほどです。

特徴

・祭壇の中心に遺影を立てかけ、遺影のまわりを白い生花などで飾ります。
・両端にろうそくを立て、真ん中手前に棺を置きます。
・キリスト教のお葬式では賛美歌を歌い、ご焼香ではなく献花(けんか)でお参りします。

こんな方におすすめ

キリスト教のお葬式をおこないたいとお考えの方、教会でお葬式をおこないたいとお考えの方


日蓮正宗祭壇

日蓮正宗祭壇とは、日蓮正宗のお葬式をおこなうときに用いられる祭壇を指します。
祭壇の上段の厨子(ずし)にご本尊を安置し、そのまわりにシキミを飾ります。

価格

安くても30万円ほどです。

特徴

・祭壇に供える花はすべてシキミです。
なぜなら、シキミは枯れない花であり、シキミの香りには不浄なものを清める力があると日蓮が書き残したことに由来します。

こんな方におすすめ

日蓮正宗の方のお葬式をおこないたいとお考えの方


友人葬祭壇(創価学会)

友人葬祭壇について概要、価格、特徴、おすすめの人を説明します。

概要

友人葬とは、創価学会で執り行われる葬式のことです。仏式として分類されることもありますが、寺院の方は呼ばず、学会員の儀典長がお勤めをします。
友人葬祭壇では、シキミあるいは白い生花を飾りますが、近年では両方とも飾るケースも増えてきています。

価格

安くても20万円ほどです。

特徴

・祭壇の上段の厨子(ずし)にご本尊を安置し、そのまわりにシキミや白い生花を飾ります。
・参列者はご焼香でお参りします。

こんな方におすすめ

創価学会のお葬式をおこないたいとお考えの方


自由葬祭壇(花祭壇)

自由葬とは、宗教にとらわれず、自由な葬儀スタイルでおこなう葬式のことです。
特段の決まりはなく、故人が生前好きだった花を祭壇に飾ることができるので、故人のための祭壇といえます。生前に宗教とは無縁だった方などに人気です。

花祭壇は、大きく分けて、造花を使った造花祭壇と、生花を使った生花祭壇の2種類あります。
造花祭壇は造花ゆえに枯れることはないので、祭壇のイメージを保つことができます。生花祭壇は生花をたくさん使用するので、造花祭壇より少し高くなります。

価格

造花祭壇・生花祭壇の両方とも安くて30万円ほどです。

特徴

・故人の生前の映像を流したり、故人の好きだった音楽をかけたりと自由なプランが立てられます。
・参列者は献花でお参りします。

こんな方におすすめ

故人の好みを尊重したいとお考えの方、無宗教の方のお葬式をおこないたいとお考えの方


まとめ

祭壇にはさまざまな種類があり、宗派によって適切な祭壇を選ぶ必要があるので故人の宗派を確認しておきましょう。
また、宗教にとらわれない形として最近では自由葬祭壇も増えているのでそちらもご検討ください。

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